「アロマの恵み」第2章「手づくりアロマグッズ」
クリーム、ジェル、歯磨き剤を作りました。
市販化粧品とアロマグッズの違いは 、まず原料の違い。自分の信じる、肌に適した材料を選べる事、もちろん香りも思いのまま。
保存料や乳化剤を使わないので、日持ちや滑らかさは異なるものの、安心感、肌の安定感はアロマグッズならではで、私もアロマグッズ歴20年、美しい香りと安心感で安定した肌をキープ出来ていると感じています。
アロマで使う精油は皮膚の毛細血管から吸収され、全身を巡って約2時間後、尿や皮膚呼吸によって体外に排出されます。従って体内に何も残さないので長期使用しても弊害はなく、むしろ有効性を増し、無理なく免疫を高めます。
精油とブレンドする植物油は別名キャリアオイルとも呼ばれ、精油を毛細血管まで運ぶ役割を持ちます。皮膚の深部まで浸透するので、汚れを浮かせる力も強く、精製された柔らかな肌触りで、材料である様々なナッツやフルーツの栄養素を摂取することができます。
「手作りアロマグッズ」では植物油やジェル、クレイ、植物ワックスなどで作ったグッズに、思い思いの精油を加えて仕上げました。
1.オイルジェル(乳液)
マリナジェル、グリセリン、水を混ぜてジェルベースを作り、猛暑の夏を過ごし、やや硬くなった肌に最適な、アボカドオイルを加えます。
好みの精油を6〜8滴入れて出来上がり。
2.クリーム
キャンデリラワックスとセサミオイル、オリーブオイルを加えて加熱。溶けたら火からおろし冷ましながらかき混ぜると、なめらかなクリームになります。精油5、6滴入れて出来上がり。
3.歯磨き剤
歯肉炎の予防、口内殺菌を目的に、古くから使われているミルラに、ティートリー、スペアミントを水に混ぜ、クレイに馴染ませます。
滑らかなマヨネーズ状になれば出来上がり。
アロマグッズを使った毎日は、鏡の周辺に柔らかな香りと清らかな空気感を生み、ほんとうの健康に向かっている実感に包まれます。
その経験を多くの方に味わっていただけたら、病気の予防はもちろん、医療費の縮小にも大きく役立つのにな、と思います。