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香りを右脳で選んだら...

珍しく風邪を引いてしまいました。
いつもなら鼻うがいや喉うがいで完治するのに、今回はジュニパーとブラックペバーの足湯、ユーカリの吸入、ユーカリとラベンダーオイルの塗布などの対策を重ねても、いつもの快適な状態にならず、加えるべきはマスクかな?と、ユーカリをつけて装着しても息苦しくてすぐに外したくなるのです。

万策尽きて、右脳で精油を選んでみました。
50本近く入ったトレイから今の自分に必要な精油を、目を閉じて意識を集中して選んだのは、パルマローザでした。
えっ、パルマローザ?確かに抗ウイルス作用や解熱作用もあるので、風邪にミスマッチでは無いものの、それならユーカリやラベンダーの方があるのになあ!と思いつつ、マスクに一滴つけてみました。

すると、ユーカリより息苦しくなく、むしろ、快適な大きな呼吸ができるのです。
ヘェ~と思いつつ、「84の精油」という手引き書でパルマローザを調べてみました。
思い通り解熱作用、抗ウイルス作用の他、情緒の安定や鎮静に有効で、感情にはっきりした影響を及ぼすことが記されています。

また、本には有りませんが、パルマローザは恐怖の感情を和らげる働きを持ちます。マスクをする事で、息苦しい、息ができないという身体から発信される恐怖を、やわらげる働きを発揮してくれたのでしょう。
お陰でユーカリとパルマローザを一滴ずつ付けたマスクをしたまま眠ることが出来ました。

人によって香りに対する身体や心の反応は様々です。したがって選ぶ精油も様々ですが
その違いがそれぞれの隠された特性の一端を表しているのです。私の場合はいつかどこかで身体が覚えた恐怖が、マスクの息苦しさに反応し、パルマローザでの気づきにつながったのでしょう。風邪は身体全体の調整をするのでたまには引いた方が良いといわれますが、体調を崩した時ほど、自分の身体はその本性を表します。わずかな感情の滞りも大切にほぐしてあげられるアロマテラピーの底力を是非皆様にお伝えしたいと思っています

今月から始まるオープンセミナーの「健康チェック」は、まさにその精油の底力を学ぶ講座です。ご興味があれば是非受けてみてください。