公開講座「循環器系とアロマケア」を終えて

不思議な事に今回も丁度10名の参加者でした。そのうちお一人はナント千葉から、そしてもうお一人は久々のご参加でした。8月はお休みしたので皆さん久々の顔合わせ。少し日焼けした肌に元気な笑顔がこぼれます。

私事ですが夏休みの間、藤沢市の健康診査に出かけ、採血の時、次回は循環器だわ、と思いながら、いつもは目線をさり気なく外しているのに、今回は針先が腕に触れる所から、抜き終わるまでつぶさに見てしまいました。あら、随分黒っぽいですね、皆さんそんな感じですか?と私。すると、そう、静脈血ですからね、貧血の方だと少し赤いです。との返答。試験管の中の酸素と混ざり、きれいな色になる自分の血液を見ながら、この中にどれだけの情報があるんだろう、全て調べたらすごい事が分かるんだろうな、と楽しく見ていました。

私たちが見ている世界は三次元。血液を含め身体の中など、通常見えない世界は四次元です。つまりその人の意識や考えなど、他人には推し量れないエネルギーに繋がっています。循環器だけでなく、消化器も呼吸器も、身体のすべては単なる物ではなく、神秘的な存在なのです。

血液、リンパ液の流れとそれぞれの働き、流れが悪くなった時の不調やアロマテラピーで可能な対応策をお話しした後、足先と手先のマッサージをみんなで体験しました。。香りは循環を促すローズマリー、疲労成分の除去を促すレモングラス、そして組織の強壮に有効なブラックペパー。ゆっくりと、心地よくイスにあげた片足がほぐされ、ほころろんだ顔とともに、もう片方。次いで手のマッサージはは指先から手の甲、手首から戻って再び手の甲、指先。

ホカホカと心地良く、身体も頭も緩んでいきます。自分の身体のケアをする時、心地よいと感じる程度が良いのですが、流れが詰まると痛みを感じる時があります。そんな時こそ時間をかけて丁寧にケアを続けましょう。

次回は終盤の脳、神経系。自律神経系を軸に、私たちが日常繰り返している感情とのつながりも考えてみます。