第2回公開講座「消化器系とアロマケア」を終えて

前回とほぼ同じメンバー10名が集まってくださり、第1回の呼吸器系の復習から始めました。私自身がこの新しいカリキュラムに慣れていないた めに、毎回話 し忘れている内容に気づきます。今回も火曜クラスの人に話し忘れたので、土曜クラスの人には忘れないようにお話をと思い、メモっていたにもかかわらず、3 つあった項目のうち1つしか伝えられていないことに、終わってから気づきました。

そんなわけで、毎回、第1回の内容から始まっています。
これから参加しようと思っていらっしゃる方、そんなわけでまだ間に合いますので(笑)、どうぞご参加ください。
今回の公開講座の内容は、すべて自分で自分の身体をケアする場合、どこをどんなふうに押すと良いですよ!というお話ばかりです。それには段階があり、毎回 ツボの場所や押し方、角度などの学習が深まっていきます。身体が硬い時には気づかないツボでも、柔らかくなるとはっきり手で触れられるようになるのです。 そうしたステップを踏みながら、常に復習から入り、徐々に深いケアができることも目標の一つです。

なので、弁解がましいのですが、話し忘れた内容も次回に必ず付け加えてお話いたしますので、ご安心くださいね。
続けて講座を受けていただくことで理解も技術も深まってきます。「自分があと10年したらこんな女性になっていたい!」というビジョンを持ちつつ、講座にご参加いただけると、それに向かう道筋が見えてくると思います。

さて、今回は消化器系のお話。私が勝手に思っていることですが、人間の一生で食べる量というのはおよそ決まっていて、今すごく食べている方は、昔余り食べなかったか、将来、今より食べなくなるのかもしれませんね。
たぶんルールはそうなんでしょう、きっと。しかし、ストレスとその反動で食べる習慣の連続は、食べなくなるのではなく、食べれなくなるのではないでしょう か。そうならないように、身体の負担も時には考えて、消化器系のがんにならないように気をつけましょう。食行動は大変大切な、1日に何回となく繰り返す習 慣なので、これを良くすることは最重要課題です。ストレスを胃に押し付けることなく、ほかの方法で発散することも考えてみましょう。

よく噛むこと、良い姿勢でいただくこと、栄養を考えること、etc。
それらができているかどうかは、実は首筋に出てきます。この大事な話を火曜日の方には伝え忘れたのですが、胸鎖乳突筋をケアしていると、瞬く間に首の形が 変わり、美しい首になります。そして、これは土曜日の方にも伝え忘れたのですが、砂糖をたくさん摂ると足に砂糖毒がたまります。また腸の不調は足裏に出ま す。次回に、話し忘れた内容についてはフォローいたします。

身体に現れるサインを注意深く見ながら、身体が今必要としているケアに気づいてあげましょう。同じ実技でも回を重ねるごとに以前は気づかなかった深 さに気 づきます。そして、前回痛みを感じなかった部分が、今回は痛いと感じることもあります。身体は触ってみないとわかりません。なので、できるだけ毎日、自分 の身体に触れて、チェックしてみるという習慣を大切にしていただきたくて、この講座は始まりましたし、9月発売の著書にも挿入させていただきました。ぜひ 上手になっていただき、年を重ねることが楽しみになる日常を習得していただきたいと思います。

次回は、7月11日(土)と14日(火)あら、パリ祭ですねえ。
午後1時から、「腹腔、生殖器とアロマケア」のお話。私たちが一生お世話になるホルモンですが、年齢と共にどんな変化が身体の中に起きてくるのか。どうすればよい更年期や若わかしい老後を過ごすことができるのか、というお話です。1か月をどうぞ楽しみにお過ごしください。